2022年8月の記事一覧

令和4年8月30日(火)体育祭全体練習 始まる

 「距離は遠く 心は近く 絆を信じて みんなが主人公 ~ALL for ONE 勝利のバトンを繋げ!~」をテーマに、今年度の体育祭は、9月14日(水)に実施予定です。あと2週間後に本番となります。天候や感染症いろいろな支障が心配されるなかですが、実行委員長の清水慎太郎さんの熱い言葉から本格的取組が始まりました。 

 体育祭の目的はいくつかあります。

 1つは体育の実技発表会の要素です。各クラスで取り組んでいる集団行動や個人の運動の成果を存分に披露してほしいと思います。今年は、保護者の方にも案内を出して、その雄姿を見ていただこうと思います。

 そして体育祭の目的の2つめは、集団として同じゴールを目指すことです。団結力という言葉だけでは、言い表すことができない、学校という学び場だからできるかけがえのない経験だと思います。ICTの発達で、直接会わなくても、オンラインで何でもできる時代と言われているけれど、間近で仲間が頑張って、みんなで応援していく。一人で頑張ることとは違う力が自分にみなぎる。相乗効果で喜びがどんどん大きくなる。この場でみんなでやることの楽しさを感じ取れるように、一人ひとりが全力を尽くしてほしいです。

  感染症の感染拡大で、制約はたくさんあるけれど、この中でも「絆」は十分感じられるはずです。この体育祭の取組を通して、川里中学校が大きく成長してほしいと願っています。

令和4年8月29日(月) 2学期始業式。集団で成長する2学期に・・・。

2学期始業式  式辞(抜粋)

 39日間の夏休みが終わってしまいました。どんな夏でしたか。生活のリズムを取り戻して、まずは新学期ブルーから脱出しましょう。ブルーな気持ちは、みんなにあります。それを話して、共有したりすることで安らぐこともあります。学校が始まった今日からは、家族だけでなく友達や先生も周りにいるので、心強いですね。一人では解決できないことがあります。孤独、孤独感は、マイナス感情をどんどん膨らませてしまいます。仲間や家族・先生という大切な人たちとの関わりのなかで、ストレスから解放される方法を身につけてほしいと思います。

 さて、今日から2学期がスタートします。2学期は、体育祭・合唱コンクール・新人班大会など、行事がたくさんあります。1学期が新しい環境に慣れることや自分の力をつける時期だとすると、2学期は集団のなかで一人ではできないことを成し遂げ成長する時期です。「みんなで」がキーワードです。クラスや部活の仲間と協力し合いながら、ゴールを目指す。一人では、感じられない大きな達成感を味わってほしいと思います。集団の一員として、自分は何ができるのか考え、たくさんの経験を通して、みんなでだからできることを精一杯やって大きな喜びを手にしてほしいと思います。

  みなさんは夏の甲子園の激闘を見ていましたか。仙台育英高校が優勝し、東北にはじめて優勝旗が運ばれ、大きな話題になっていましたね。その球児たちに向けて送った斎藤佑樹さんの手紙のCMを見たことがありますか?

 斎藤さんがつづった、メッセージのなかにこんな文があります。  

 この夏にすべてをかける君へ

その夢はきっと叶うよ。とは、僕は言いません。・・・
これから先、グラウンドでもグラウンド以外でも、君をいろんな出来事が待ち受けています。
僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。
それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは記憶だと思います。
過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。
最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。

この夏、いちばん速い球を投げるのは君じゃない。
いちばん熱い球を投げるのが、いちばん強い球を投げるのが、
なんだかいちばん凄い球をなげるのが、君であってほしいと思っています。
今から君の過ごす夏が、君を一生奮い立たせる夏になりますように。
よし、頑張れ。

2022夏 斎藤佑樹

 勝ち負けや記録のすごさではなく、一生懸命やったことは人生を生き抜く力になると書いてくれています。2学期、学校生活のなかで、みなさんの全力を見せてください。
 コロナの感染状況は今も厳しい状況にあります。みなさんの学校生活を守っていきたいと先生たちも必死です。禍で様々な制限がありますが、その中で、こうして学校ってほしいと思っています。
 かからないように行動するとともに、うつさないことが学校では大切です。体調管理をしっかりして、みんなで充実した2学期を過ごしましょう。皆さんの2学期の頑張りを期待して、式辞といたします。

 

令和4年8月2日(火曜日)吹奏楽部 コンクール出場

 数年ぶりに本校の吹奏楽部がコンクールに出場し、立派な演奏を披露してくれました。

 コンクールは、運動部の学校総合体育大会と同じように、第63回埼玉県吹奏楽コンクールから第28回西関東吹奏楽コンクール、第70回全日本吹奏楽コンクールにつながる大きな大会予選です。クレア鴻巣には、北部地区の上尾から秩父までのたくさんの学校が演奏にやってきました。

 本校の3年生にとっても、コンクールは大きな目標だったと思います。一生懸命練習した個人の技術と時間をかけて丁寧に合わせてきた総力で、「コヴィントン広場」(J.スウェアリンジェン作曲)を奏で切りました。

 銅賞をいただくことができました。これからは2年生が中心となって頑張ってくれることでしょう。

 たくさんの感動をありがとうございました。

 【コメントより】

 ★ウィットに富んで、様々な表現を工夫していらして本当に素敵なバンドだなと思いました。とても愛情深い音がす   る。最高ですね。これからもみなさんのなかでいろいろなことを求めてどんどんうまくなってください。

 ★躍動感のある流れ、テンポが好印象です。金管の明るい音が響いていましたね。