学校長あいさつ
校 長 吉田 由紀恵
令和6年度、新一年生73名を迎え、全校生徒223名、通常学級6クラス、特別支援学級(ゆりのき)2クラスでスタートいたしました。本年度、校長3年目となります吉田 由紀恵(よしだ ゆきえ)と申します。教職員33名と共に川里中学校のこれまでの教育活動をさらに充実・発展させ、学校教育目標「自ら学ぶ生徒 心豊かな生徒 健康な生徒」、目指す学校像「人間性豊かな、たくましく生きる生徒を育成する学校」、校訓「凡事徹底」を進めてまいります。よろしくお願いいたします。
本年度の学校経営案について抜粋して掲載いたします。
【学校経営案】
本校の生徒は、素直で純朴な生徒が多い。生徒の資質を生かし、個々の能力を伸長できるよう学校教育目標の達成を全教職員で強く、かつ、深く認識しながら、教育活動の場で生徒の指導にあたる。
中学校学習指導要領では、生徒一人一人が自らの可能性を発揮し、あらゆる他者を価値ある存在として認め、共に協働できるなど、幸福な人生の作り手、及びよりよい社会の担い手となることを重視している。「主体的・対話的で深い学び」の実現を追究し、育成を目指す資質・能力の3つの柱(実際の社会や社会のなかで生きて働く「知識及び技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」、学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間力等」)を意識した指導を行っていく。中学校で過ごす3カ年のなかで、地域の宝である生徒の成長を促し、それぞれの進路に力強く踏み出していける環境を提供できる学校としたい。
(1)確かな学力の育成
① 主体的・対話的で深い学びにつながる「わかる」授業の実現
② 習得・習熟に応じた個別最適な学びの提供
・いきいき先生の配置増
③ 効果的なICTの利活用の推進
(2)心豊かな生徒の育成
① 自他を尊重する、思いやりのある生徒の育成
・学校いじめ防止基本方針に基づいた取組、非行防止教室の実施。
・ネットモラルの醸成とSNSトラブルの防止に努める。
・自治の力を養い、リーダーシップ・フォロアーシップを身につけさせる。委員会活動の充実
・ボランティアで参加できる活動を増やし、自己の意思決定能力や勤労観を育成する。
→川里フェスティバル11月10日(日)、パンジーマラソン等ボランティア活動の充実
② 体験を通した自己肯定感の醸成
・3年生 関西方面 修学旅行 5月20日(月)~2泊3日
・2年生 職場体験チャレンジ事業 6月12日(水)~3日間
・1年生 菅平高原 スキー教室 令和7年1月19日(日)~2泊3日
・体育祭 9月13日(金)
・合唱コンクール 10月18日(金) @クレアこうのす
・中学生海外派遣 再開 7月28日(日)~8月4日(日) 7泊8日
③ 規律ある態度を育成する生徒指導
・校則改正 令和5年4月1日より 女子スラックスの導入
令和6年4月1日より 通学カバン企画変更、運動靴色自由化、靴下 白・紺・黒OK等
・全校オリエンテーションの実施。→校則はHPで閲覧できるようにします。
④ 個に応じた教育相談の充実
・教育相談部会・生徒指導委員会を担当者で週1回ずつ行う。
・教育支援センターなど教育委員会、こども応援課など市行政、医療との連携。
(3)健康な生徒の育成のために
①栄養・睡眠をしっかりとらせる。
②欠席連絡・遅刻連絡・体育授業見学連絡は、午前8:00までにeメッセージアプリを活用
③積極的疾病の治療(虫歯の治療率について)→フッ化物洗口の実施 2学期から
④引き続き、健康観察を家庭で行い、体調不良の場合は出席を停止する。
(4)開かれた学校づくりの推進
①家庭・地域との連携・協働
・PTA活動の見直し・再開→ 学級理事の減員(地区制度廃止)
・親子除草 8月24日(土)午前8:00~9:00
・バザーはかわさとフェスティバルで実施→地区役員の廃止
②積極的な情報発信
・HPやメッセージアプリによる情報発信。
(5)元気に生徒と共に協働できる組織の確立
①学年・教科・分掌での協働を推進し、認め合い、支え合い、高め合う教職員集団の構築
②働き方改革を推進し、働きがいが持て、心身ともに健康を維持できる職場環境作り
→鴻巣市立小・中学校における働き方改革基本方針より
・業前の活動の自粛→朝部 実施しない。
・留守番電話対応18:00~翌日7:30→緊急時は市役所代表048-541-1321へ
・学校閉庁日 8月11日~16日、12月28日、1月4日、県民の日11月14日、開校記念日4月26日。
(6)安心・安全な環境作り
①校内教育環境の整備
②感染症等への適切な対応
大切に育てられてきた地域の宝である子供たちの可能性を伸ばせるように教職員一同、尽力してまいります。川里中学校が子供たちにとって、友達と切磋琢磨しながら、楽しく自分の良さを伸張できる場所にしていきたいと思っております。学校の教育活動は地域や保護者の皆様のご理解・ご協力がなければ成り立ちません。今年度も引き続き、お力添えいただきますようお願い申し上げます。