令和6年8月29日(木)2学期、始業。夏が終わり、実りの秋へ。

 

長いようで、はじめってみるとあっという間だった夏休み。みなさんはどう過ごしましたか。連日、35度以上の猛暑日が続き、夕方には記録的短時間豪雨に見舞われる。また、南海トラフ地震警戒情報も出され、自然環境の変化に翻弄された夏だったと感じています。

そんななかでも、パリ・オリンピックで世界のアスリート達と渡り合う日本人の活躍をみて、勇気をもらった人もたくさんいるのではないでしょうか。小さい頃からすべてをかけてトレーニングを積み、やっとつかんだ国の代表として切符ですが、世界という壁の前に涙を飲んだ人たちもたくさんいました。

今期の男子バレーチームは歴史上例をみない有力選手が集まり、予選を勝ち抜きました。トーナメントでのイタリア戦でマッチポイントまで順調にすすみましたが、あと1点が取れず、敗退してしまいましたね。振り返ると、あのときチームに「これはいける」という気持ちがわいてきたそうです。最高のチームで最善は尽くしても、世界の壁に挑むには、冷静に攻めきる精神力が足りなかったと、話しています。

世界中のオリンピアン達は口々に「夢を持ち、強い意志で続けること」と「チームや家族への感謝の気持ちを忘れないこと」をモットーにしてきたと言います。

 2学期は、体育祭・合唱コンクール・新人班大会など、行事がたくさんあります。1学期が新しい環境に慣れることや自分の力をつける時期だとすると、2学期は集団のなかで一人ではできないことを成し遂げ成長する時期です。「みんなで」がキーワードです。クラスや部活の仲間と協力し合いながら、ゴールを目指す。一人では、感じられない大きな達成感を味わってほしいと思います。集団の一員として、自分は何ができるのか考え、たくさんの経験を通して、みんなでだからできることを精一杯やって大きな喜びを手にしてほしいと思います。

 ♫なーつのおわりぃ・・・♫台風が過ぎると秋の訪れかな・・・10号の進路が気になるところです。