令和5年11月1日(水)進路意識啓発講演会 (株)ヤマト運輸 永澤康太 様をお呼びして

 ご講演いただいた永澤様は広田小学校・川里中学校卒業の先輩川っ子です。現在はヤマト運輸株式会社東松山主管支店鴻巣営業所のセールスドライバーのグループ長です。2018年1月の全国接客応対コンテストで3位に入賞された実績もあり、その仕事への向き合い方がNHK「プロフェッショナルー仕事の流儀―」で紹介されました。

 中学時代の文集に書いた「何かのプロになる! 今まで中途半端だった自分を変える」という言葉のとおり、紆余曲折あってたどり着いた職業で、プロとして日々、荷物と笑顔と真心を届け、お客様だけでなく職場も含めて社会に仕事で貢献することができるようになった今日までのお話をされました。自分なんか役に立たないと自暴自棄になった時期もあったけれど、先輩や仲間がいて、待っていてくれるお客様がいる、1人じゃないと気づき、この道のプロになろうと決心したそうです。常に考えることを止めず、興味を持って成長し続けること。悪いことが起きたり間違えたりしたときに人のせいにせず、自分の行動を省みて、次の失敗をしない方法を考えて、成功の糧にすること。仕事が大変なときに、この苦労は誰かのためになっていると考えること。ありがとう、ご苦労様といってくれるお客様の笑顔や家族・仲間の支えが力になること… などの貴重なお話をいただきました。

生徒の感想から・・・

〇一番大切にしたいのは「人への感謝」という言葉が心に残りました。仕事に限

らず、今、生きていること、生活できることにも誰かの苦労があってのことだなと感じました。

〇自分たちがネットで頼んで受け取っている荷物と一緒に、永澤さんのような人のために一生懸命考えて運んでくれる人の気持ちも受け取らなければいけないなと感じた。

〇永澤さんと一緒に働きたいです。どうすれば良いですか。

〇自分に合っているプロになれる道を見つけることからちゃんと始めようと思います。 

と、たくさんの子供達にキャリア意識の種がまかれたように感じる時間でした。ありがとうございました。