令和6年3月15日(金)川里中学校 第64回 卒業証書授与式 行われる

 川里中学校 第64期 90名の巣立ちは、お天気にも恵まれ、春の気配が感じられるなかでした。

 鴻巣市教育委員会より 教育部 副部長 池田 耕司 様、学校運営協議会 会長 松﨑 和則 様をはじめとする学校運営協議会 委員の皆様、そして、保護者のみなさまのご臨席のもとに挙行できました。 

【式辞より一部抜粋】した様々な思いが刻み込まれており、かけがえのない三年間の重みを感じていることと思います。

 みなさんは、仲間を大切にして、明るい笑顔の似合う学年でした。

コロナ禍で中止になってきたたくさんの行事を令和の時代に即した形に変え、実施し、それに全力で取り組みました。その姿は常に手本となり下級生をリードしてきました。

・・・三年間の生活の中には、辛く、放り出したくなる時もあったはずです。しかし、みなさんはやり抜きました。そして、物事は「結果だけ」ではなく、「努力の過程」や「感謝」が大切であることを学び、今日、義務教育全課程を修了し、巣立っていきます。

 ・・・うまくいくことも、うまくいかないこともあるけれど、今、できないからといって、挑戦しないことは自分の可能性を潰すことになるということです。大切なことは、自分の可能性を信じ、「やればできる」と熱く心を燃やし続けることです。人にはオンリーワンの「よさ」があります。「前向き」なチャレンジこそが成長の糧となると私は信じています。人生に決まっている道筋はありませんし、喜びや幸せは誰かが運んできてくれるものではありません。人生の主人公は自分なのだという気持ちでチャレンジしてください。

 ・・・こんな予測不能で変化の激しい世の中だから、・・・疲れたり、迷ったりしたら、ブレーキをふみなさい。ブレーキのない車は、走れないのです。スピードをコントロールして、曲がり角を、坂道を進んでいきなさい。自分のペースで、自分の夢に向かって着実に進んでほしいと願います。

  15年間育ててくれた家族や地域のみなさん、川里中の3年間を見守った先生方は、これから川里という地を巣立って、離れても、かわらず、みんなを応援し続けてくれるでしょう。石井先生が三送会でいっていたように「同じ空の下 どこかで いつも つながっている」のだから、前向きに夢に向かい努力するみんなにこれからも力をくれると思います。さあ、旅立ちのとき。がんばれ、かわっこ。

 ・・・結びに、ご来賓のみなさま、保護者のみなさまのご多幸をお祈りするとともに、在校生とともにこの川里中の伝統を引き継いでまいります。

卒業生の輝かしい未来に夢を託し、式辞といたします。