学校ブログ

令和6年4月11日(木)新入生歓迎会 行われる

 入学から3日目。先輩方とは正式に初対面となりました。生徒会長の挨拶から始まり、委員会紹介はそれぞれの委員長が工夫を凝らしたPPで行われました。部活動紹介は、春休み中、練習し続けた甲斐があってクオリティの高いチームワークで新入部員の勧誘を行いました。

いよいよ中学生活。本格始動です。令和6年度、良い一年になりますように。

令和6年4月8日(月)桜満開。令和6年度始業式・入学式行われる

 令和6年度が始まりました。新入生を迎え223名と教職員33名で川里中学校を作っていきます。本年度も本校の教育活動にご理解・ご協力をいただけますようお願い申し上げます。

【入学式 式辞 抜粋】遅咲きの桜が満開となり、春の陽気が感じられる今日の佳き日、学校運営協議会委員のみなさま、そして多くのご家族の皆様にご臨席を賜り、令和6年度、鴻巣市立川里中学校第65回入学式を挙行できますこと、心より御礼申し上げます。

...73名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本校の在校生、並びに教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎いたします。皆さんは、今日晴れて川里中学校の一員となりました。これから始まる中学校生活に「よし、頑張るぞ」という強い決意を抱く一方で、「大丈夫かな」という不安もきっとあることでしょう。

    教科ごとに先生が変わること、部活動や生徒会活動のことなど、大きな変化に戸惑うことがあるかもしれません。しかし、皆さんは、川里地区小中一貫教育のもと、小学校時代からスポーツ交流会を行ったり、中学校で授業体験を行ったりしながら、ここ川里中学校の生徒になる準備を重ねてきました。

さぁいよいよ始まる中学校生活。これまで培ってきた力を信じて、積極的にいろいろなことに挑戦してほしいと思います。川里中学校では皆さんが将来、自分の夢や目標を実現させ、社会に出て豊かな人生を送ることができるよう、二つのことをお願いします。 

    一つ目は夢や目標に向かって、常に『向上心』をもって学習してほしい、ということです。将来の夢や希望を実現させるためにはしっかりとした学力が必要になります。勉強の苦手な人もいるかもしれませんが、『向上心』を常に持ち、受け身ではなく主体的に学習する中学生になることを期待しています。

    二つ目は『つながる力』を身につけることです。人がひとりでできることは限られています。みんなが大人になって活躍する未来は、みんなで切り開かないと先に進めないかもしれません。中学校では、今までより大きくなった集団で、授業・部活動・行事・そして日常の何気ない生活の中で、この「つながる力」をしっかりつけてほしいと思います。お互いの良さを認め、相手の気持ちに寄り添い、話を聞き、理解しようとする。自分の考えをしっかりと伝えようとする。そして、みんなで最適解をみつけていく。積極的にコミュニケーションを図り、いろいろな人と良い関係を築き、全校がつながり、みんなに居場所のある、そんな学校を創っていきましょう。

    川里中には今、みんなのそんな頑張りを支える事ができる環境があります。友達や先輩、先生方、地域の皆さん、そして家族。大応援団に囲まれて、さぁ充実した時間を積み重ね、3年後、この川里からそれぞれの夢の実現に向けてしっかりとした足取りで巣立っていけるようにしましょう。 

 

令和6年3月15日(金)川里中学校 第64回 卒業証書授与式 行われる

 川里中学校 第64期 90名の巣立ちは、お天気にも恵まれ、春の気配が感じられるなかでした。

 鴻巣市教育委員会より 教育部 副部長 池田 耕司 様、学校運営協議会 会長 松﨑 和則 様をはじめとする学校運営協議会 委員の皆様、そして、保護者のみなさまのご臨席のもとに挙行できました。 

【式辞より一部抜粋】した様々な思いが刻み込まれており、かけがえのない三年間の重みを感じていることと思います。

 みなさんは、仲間を大切にして、明るい笑顔の似合う学年でした。

コロナ禍で中止になってきたたくさんの行事を令和の時代に即した形に変え、実施し、それに全力で取り組みました。その姿は常に手本となり下級生をリードしてきました。

・・・三年間の生活の中には、辛く、放り出したくなる時もあったはずです。しかし、みなさんはやり抜きました。そして、物事は「結果だけ」ではなく、「努力の過程」や「感謝」が大切であることを学び、今日、義務教育全課程を修了し、巣立っていきます。

 ・・・うまくいくことも、うまくいかないこともあるけれど、今、できないからといって、挑戦しないことは自分の可能性を潰すことになるということです。大切なことは、自分の可能性を信じ、「やればできる」と熱く心を燃やし続けることです。人にはオンリーワンの「よさ」があります。「前向き」なチャレンジこそが成長の糧となると私は信じています。人生に決まっている道筋はありませんし、喜びや幸せは誰かが運んできてくれるものではありません。人生の主人公は自分なのだという気持ちでチャレンジしてください。

 ・・・こんな予測不能で変化の激しい世の中だから、・・・疲れたり、迷ったりしたら、ブレーキをふみなさい。ブレーキのない車は、走れないのです。スピードをコントロールして、曲がり角を、坂道を進んでいきなさい。自分のペースで、自分の夢に向かって着実に進んでほしいと願います。

  15年間育ててくれた家族や地域のみなさん、川里中の3年間を見守った先生方は、これから川里という地を巣立って、離れても、かわらず、みんなを応援し続けてくれるでしょう。石井先生が三送会でいっていたように「同じ空の下 どこかで いつも つながっている」のだから、前向きに夢に向かい努力するみんなにこれからも力をくれると思います。さあ、旅立ちのとき。がんばれ、かわっこ。

 ・・・結びに、ご来賓のみなさま、保護者のみなさまのご多幸をお祈りするとともに、在校生とともにこの川里中の伝統を引き継いでまいります。

卒業生の輝かしい未来に夢を託し、式辞といたします。

 

令和6年3月7日(木)3年生を送る会 2024!!感謝と感動の会となりました。

 3月に入り、県公立入試の発表があり、そこから一日一日があっという間に過ぎていくのを、卒業生は感じているでしょう。ずっと準備を進めてきた三送会が開かれました。1,2年生の感謝の気持ちを込めた一生懸命な演技に、部活動の後輩達のメッセージに、川里中を去った先生方からのビデオレターに、3年間を振り返るスライドに、3年生の先生方の温かなそしてすごい(これ以上は・・・)パフォーマンスに大いに盛り上がり、そして、3年生のお礼の歌。

 どの場面を切り抜いても、熱い心の込められた思いが感じられました。

 素晴らしい時間でした。たくさんの三年生が涙する中、閉幕しました。中学校生活・・・のこりあと6日。

 

令和6年3月5日(火)性と生の教室 埼玉医大 高橋幸子先生の性教育講座 行われる

 進路選択を終えて、次の進路先での生活に夢を膨らませている3年生。本校では、そんな次のステージに進む3年生に向けて、長年「性教育」、特に中高生という思春期の生徒が「性」にどう向き合ったら良いのかを研究されてきた埼玉医大の高橋先生をお呼びして「ただしい知識があなたを守る いつか必ず役に立つ性教育講座」を開催しています。正しい「性」についての知識は、自分や周りの友人を守るために、今後の人生選択のために、とても大切な情報です。SNS等で様々な情報があふれかえっていますが、どれが「正しく」て、どれが「間違って」いるのか、判断の一助になるよう正しい性情報に触れる機会となりました。ライフスキル(生きるための術)をたくさん学ぶ時間となりました。

 【生徒感想から】

〇普段学ぶ機会がないけれど、今後の人生で役に立つ内容を学ぶことができて良かったです。パートナーとお互いに相談し合える関係を作って、病気とかにかからないようにも気をつけたいと思いました。何かあっても相談できる場所はたくさんあると思ったので、ためらわず早めに対処したいと思いました。

 性の話は、身近なことだと今日はなしを聞いて思いました。性の多様性を学び、すべての人が自分らしくいきられる環境を作ることが大切だと学びました。男・女・・・そんなことに縛られない生き方がしたいと思いました。

〇日本では性に関する話がしづらいという認識の中で、今回のお話を聞いて正しい知識を得ることができました。性自認の話では、LGBTQくらいは意味も含めて知っていたけれど、C=シスジェンダーという言葉は初めて聞きました。

 自分の中で特に印象に残っているのは、性交後の話です。また、自分は男なので月経についてはよく知らなかったのですが今回学ぶ事ができました。また、望まない妊娠を防ぐために様々な避妊法があって、緊急避妊薬の存在には驚きでした。まだ、完全に大人になっていない自分たちには、病院や親への相談自体も難しいと考えていたけれど、性のことも抱え込まず積極的な対処が大事だと思いました。思春期の私たちにとって今回の講座は非常に大切なものだと感じました。